「よいしょ」タケノコ掘り 京都府京丹波町で園児ら収穫

力を合わせてタケノコを引っ張る園児たち(京丹波町曽根・府立丹波自然運動公園)

 京都府京丹波町須知のたんばこども園の園児たちが、京都府立丹波自然運動公園(同町曽根)でタケノコ掘りを楽しんだ。土まみれになりながら、大小さまざまなタケノコを採った。

 同公園では毎年この時期、町内3カ所のこども園を順に、専用の竹林に招いている。22日は、5歳児クラスの30人が訪れた。

 園児たちは長靴と軍手をはめ、職員らの手助けを借りながら、「よいしょ」とかけ声を合わせてタケノコを力一杯引っ張った。自分の身長ほどの大きなタケノコを採ろうとする園児もおり、収穫し終えるとうれしそうに抱えていた。

 園児の1人は「トゲトゲして少し痛かったけど楽しかった。家でママにタケノコご飯を作ってもらいます」と笑顔を見せた。気に入ったタケノコは園児たちが各家庭に持ち帰り、残りは園の給食や遊びに使う。

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