JR松山駅周辺再開発 経済界「収容5000人超のアリーナ整備を」 市に提言へ

 JR松山駅周辺の再開発を巡り、愛媛経済同友会が5千人以上を収容できる多目的アリーナ(屋内施設)の整備を盛り込んだ地域経済活性化策の提言書をまとめたことが24日、分かった。近く松山市に提出する。経済界による駅周辺整備の要望が具体化するのは初とみられる。

 提言では、アリーナの候補地を駅西口南側で市が取得予定のJR四国の車両基地跡地(0.9ヘクタール)とした。2015年に公表した跡地利用の基本構想に沿って文化創造、にぎわい交流、防災などの機能を満たした施設の整備を求めている。

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