「横浜F・マリノスの勝利を祝う」蔚山現代のホン・ミョンボ監督、アジアCL敗退に“序盤の失点が痛かった”

24日に行なわれたAFCチャンピオンズリーグの準決勝セカンドレグで、横浜F・マリノスは蔚山現代を相手に3-2と勝利。

延長戦を終えて2試合合計で3-3とタイスコアになり、PK戦の末に横浜F・マリノスが勝利を収めることに成功した。

横浜F・マリノスは序盤に植中朝日が2点を決めるなど3-0とリードしたものの、その後セットプレーから失点し、さらに退場者を出してしまう苦しい展開だった。

PKで2失点目を喫したあとは攻め込まれる時間が長くなったが、身体を張ったディフェンスでなんとか守りきり、PK戦の末に決勝戦に駒を進めることに成功している。

『エキスパートニュース」によれば、この試合を終えたあとに蔚山現代のホン・ミョンボ監督は以下のように話していたとのこと。

「結果としては少し惜しいものになった。まずは、横浜F・マリノスの勝利を祝いたいと思う。

序盤に失点してしまったことが、結果としてはとても大きかった。しかし選手たちが諦めずに追いついて最後まで競り合った。

我々の立場から言えば、もう少しゴールが取れてもいい状況だったが、それが生まれなかったのが惜しい。

相手に退場者が出てからはかなり長い間攻撃を仕掛けることができていたが、ファーストレグに続いてセカンドレグでも決定力を欠いたことが悔やまれる。

前半からボヤニッチを起用した理由は、中盤で安易なプレーが多かったためだ。それでリズムが変わってしまう瞬間が見られていた。

ボヤニッチは後半から起用するプランがあったが、それを前倒ししなければならなかった。彼はそれに対応して、求めることを実践してくれたよ。

勝負については、我々は前日から十分に練習を尽くしてきた。しかし敗れた。それだけだ」

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前半のうちに交代カードを切らなければならなかった理由は中盤のプレー内容が原因だったとのこと。

また多くのチャンスを手にしながらも追加点を決めることができなかったのが敗因であったと話しつつ、横浜F・マリノスの決勝進出を祝っていたという。

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