好きな色と誕生日 竹田麗央は“シンプル イズ ベスト”【世界にひとつのマイボール】

目下絶好調!竹田麗央のボールをチェック(撮影:上山敬太)

プロゴルファーのボールには名前、オリジナルのロゴなどが印刷され、そのオウンネームは唯一無二のデザインになっている。そこにどんな“想い”が込められているのか。深掘りしていきたい。

初優勝から2週連続Vを飾り絶好調の竹田麗央は、ダンロップ契約でボールは“黒”とも呼ばれる『スリクソン Z-STAR』を使用している。女子プロゴルファーは硬めのボール(スリクソンでいえばZ-STAR XV)がより人気があり、飛ばし向きともいえるが、「柔らかめのほうが好き」と“黒”をアマチュアのときから愛用。ドライビングディスタンスは250ヤード超えで、ほどよくスピンが入るのがお気に入りポイントのひとつだ。

ピンク好きで、それはグリップの色にも選んでいるほど。ボールのオウンネームの色も薄いピンクで『RIO』と名前をプリントしている。『RIO』と名付けられた由縁は、父が経営するゴルフショップに来店した男性客が『リオのカーニバルはすごかとよ』と呟いた一言が印象に残ったからだ、と初優勝時に明かさている。

さらに、数字にもこだわり。4月2日生まれのことから『42』。一般発売のボールは基本的に「1」から「8」までの数字だが、プロサービスでは好きな数字をプリントしている。

“シンプル イズ ベスト”のなかに、好きなものがちりばめられている。

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