［２４日 ロイター］ - サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は２４日、準決勝第２戦の１試合を行い、Ｊ１の横浜Ｍがクラブ初の決勝進出を果たした。
蔚山（韓国）との第１戦を０─１で落とした横浜Ｍは、前半１３分に植中朝日が相手の守備対応のミスを突いて先制弾をマークすると、同２１分にアンデルソンロペスが鋭いシュートで加点。さらに同３０分には、植中が強烈なミドルシュートを決めた。
だが、同３６分に１点を奪われると、その４分後には上島拓巳がＰＫを与える退場処分に。そのＰＫを決められて２戦合計３─３で並ばれると、長い時間を数的不利で戦うことになったが、懸命の守備で耐え抜き、延長戦でもスコアを保った。
決着の行方はＰＫ戦までもつれ込むと、横浜Ｍは５人全員が成功させ、ＰＫスコア５─４で競り勝った。
横浜Ｍのハリー・キューウェル監督は「選手たちが１０人で９０分以上頑張ってくれた奮闘について触れたい。相手はわれわれを打ち破ることができなかった。これは選手たちだけでなく、クラブ自体にとっても大きな前進だと思う」と語った。
