メキシコ大統領選、与党シェインバウム氏が支持リード広げる=調査

[メキシコ市 24日 ロイター] - 6月2日に行われるメキシコ大統領選で、与党・国家再生運動(MORENA)のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市市長が前月から支持率のリード幅を広げている。

メキシコ紙エコノミスタの委託でミトフスキが10─13日に1600人を対象に実施した世論調査によると、シェインバウム氏の支持率は51.4%、対立候補で野党3党の統一候補であるソチル・ガルベス元上院議員は26.7%、新興野党の市民運動(MC)のホルヘ・アルバレス氏は9.3%だった。回答者の12.6%は支持候補を示さなかった。

前月の調査では、シェインバウム氏の支持率が50.5%、ガルベス氏が28.8%、アルバレス氏が4.8%だった。

また、回答者の51%が現時点でMORENAが与党として続投するのがメキシコにとって最善と考えていた。

シェインバウム氏が当選すれば、同国初の女性大統領となる。任期は2030年まで。

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