【THe LDH Times】浦川翔平 同名・大谷選手のように高みへ翔ぶ マルチに活躍 さらなる進化誓う

 グループを掛け持ちし、さらなる高みを目指す浦川翔平(撮影・佐々木彰尚)

 野球界の翔平が話題だが、音楽界の翔平も負けていられない。THE RAMPAGEの浦川翔平(26)は、MA55IVE THE RAMPAGEとEXILE B HAPPYの3グループを掛け持ち。MA55IVE-は8月に初単独ツアー開催が決定し、-HAPPYは5月5日に初シングル「MORNING SUN」を発売する。マルチな活躍を見せる浦川は「大谷さんも世界で羽ばたかれているので、自分も頑張りたい」と同じ翔平に感化され、さらなる進化を誓う。

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 -EXILE B HAPPYの活動について。

 「(ランペやMA55IVEの活動とは)全然毛色が違いますね。RAMPAGEはヒップホップテイストで活動しているけど、このグループはずっとハッピー。かっこよく決めず、本当に寄り添いの方が強い。全ての活動がそれぞれ毛色が違うので、すごいやりがいを感じています。いろんなグループから集まっているので、頻繁に活動はないけど、メンバーとつながっている感が強い。TETSUYAさんの号令でご飯やサウナに行ったり。TETSUYAさんが自分たちの意見もくみ取ってくださっているので、雰囲気が良い。まさにハッピーを詰め込んだグループなので、どんなに朝早くてもみんな機嫌悪くならない(笑)」

 -EXILE B HAPPYは「子供たちの夢」がテーマだが、自身はどんな幼少期だったか。

 「完全に影響は、EXILEのAKIRAさんやMAKIDAIさん。元々キッズDJをやっていて、長崎のテレビ番組に出た時に共演した。格好良くて夢が加速して、ダンスを本気で習いだした。TETSUYAさんも言っているけど『愛や夢の循環』。上の世代に夢をもらったように、下の世代へ循環させていくグループになれたらと思っています。EXILEという名が入っているからこそ、普段の活動ではできない楽曲を披露することもできる。自分たちが見て育ってきたEXILEさんの歴史やかっこよさ、素晴らしさを、EXILE B HAPPYのフィルターを通して、今の子供たちに届けられるのも良さ」

 -THE RAMPAGEは今年で結成10周年。

 「もう26歳で(結成当時から見たら)だいぶお兄さん。パフォーマーとして、変革期を迎えるのが楽しみ。SECONDさんを見ていると、セクシーに踊られている。そういうのも考えていかなきゃいけない年。楽曲も大人っぽくなっていくと思うので。ゴールはないけど、ドームツアーは夢です。(コロナ禍の)空白の2年で、もどかしい時期をファンの皆と過ごして、それでも支えていただいた。RAMPAGEを応援してる誇りや自信ではないけど、そういうものを感じていただけるように、より良い景色に連れて行かないといけないと思っている。あとはRAMPAGEでヒット曲を生み出すこと。世界基準のパフォーマンス磨きつつ、頑張りたい」

 -MA55IVEは初ツアーが決定したばかり。

 「(MA55IVEの活動は)メンバーは“ご褒美タイム”と言っている。パフォーマーの中でマイクを持ちたい人たちが集まった。ダンス+αでやりたいことをやれてるグループがMA55IVE。ツアーは念願でした。一緒に音楽を楽しみたい。黄色い声援よりは音楽を聴きに遊びに来た感じというか『ちょっと音楽を聴きに行こうよ』の現場がMA55IVEであったらうれしい。語学に力を入れていて、よりリアルな音楽を届けるためには、結構流ちょうな英語でないと悪い意味でなめられちゃう。壁をぶち壊したい。(世界において)ダンスで言語は超えられるけど、さらに言葉があれば、もっとつながれる。レッスン通って頑張っています」

 ◇浦川翔平(うらかわ・しょうへい)1997年5月23日生まれ、長崎県出身。小学生時代からEXPG福岡校に通学。14年に「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で候補生として選出され、同年9月にTHE RAMPAGEの正式メンバーに。17年1月にメジャーデビューし、20年からグループの派生ユニット・MA55IVE THE RAMPAGE、23年8月からEXILE B HAPPYとしても活動している。

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