学校法人と医療・スポーツ施設 人材育成、地域貢献等で協定 「身のある連携」に期待 横浜市港北区

協定を締結した伊藤本部長(左)と青木センター長/提供写真

横浜スポーツ&医療ウェルネス専門学校(新横浜)などを運営している学校法人岩崎学園と横浜市スポーツ医科学センター(小机町)は、さきごろ事業連携協定を締結した。

2020年頃から同学園が運営する学校で同センターのトレーナーが授業を行い関係を築いていた両者。今月、スポーツ分野の学科のある同校が設立されたことをきっかけに協定を結ぶことになった。双方の事業強化、人材育成、地域貢献、広報の推進を目的としている。

主な連携事業は次の4つ。

【1】同学園の各専門学校でスポーツトレーナーやリハビリについての授業【2】同センターでの同学園学生の実習【3】地域企業の健康経営に関する連携事業【4】同センターの主管の地域イベント事業に対する同学園学生等のボランティアによる支援──。人材育成や社会貢献などを協力して行う同取組みは、今年度中に開始される。

岩崎学園マーケティング・教育事業創造本部の伊藤泰宏本部長は、「リハビリやスポーツトレーナーを目指す学生の実践の場を創出し、スポーツ現場で活躍できる人材の育成につなげていく」と期待を込めた。

同センターの青木治人センター長は「連携した学生が、将来スポーツ現場で活躍してくれると嬉しい。身のある連携をしていきたい」とした。

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