完璧をめざしすぎているかも…!?片づけのプロが指摘!キッチンが汚い人の共通点3つ

アイテム数が多く、使用頻度の高いキッチンのきれいをキープするのは想像以上に至難の業です。キッチンが汚い人には、3つの共通点があるそう。

整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。

1.コップを家族の人数×3個以上持っている

コップの数を多く持ちすぎている人は、キッチンが汚い傾向にあります。基準は、「家族の人数×3個」です。4人暮らしだと12個まで、5人暮らしだと15個までを上限にするとよいでしょう。

多く持ちすぎてしまうと、当たりまえのように「食器洗いの溜めグセ」がついてしまいます。1人当たりコップ3個で回していくルーティンができれば、手遅れ状態を防げますよ。

2.毎週冷蔵庫の食材を腐らせている

毎週必ず1つ以上の食材を腐らせている人は要注意です。単純に冷蔵庫の中が汚いことを意味するだけでなく、「キッチン全体の管理能力の低下」を指します。

冷蔵庫の中の狭い範囲でさえ管理できなければ、それより何倍もあるキッチン全体の管理を楽々と行うことはむずかしいでしょう。逆をたどれば、狭い範囲から着実に整えていけば、おのずとキッチン全体のきれいキープができるようになります。

3.いつも完璧にきれいにすることをゴールにしている

汚いキッチンの人こそ、「完璧に片づいた状態にしたい」と心の中では強く願っていることも。しかし、現実は、大量の洗い待ちの食器の山や、しまう場所のない調味料が所せましと置かれている状態。

理想と現実の差に挫折して、「どうせ私にはムリだから」とあきらめている人も多くはありません。洗いものが苦手であれば一気に洗おうとせず「水切りカゴに入る分だけがんばってみよう」とじぶんペースの目標を決めてもいいのです。

自分なりの勝ちパターンをつくることこそが、きれいキープの近道となります。

自分を過信しない!できることからコツコツと

キッチンが汚い人は、キッチン関連の物を必要以上に持ち、完璧主義な傾向があるという共通点があります。そういった過信が、自ら家事へのハードルを上げている可能性もあることを考えなければなりません。

ラクしてきれいをキープしたければ、すべてにおいて管理できる量だけ持ち、自分の家事レベルに合った方法を見つけることが重要です。ハードルを下げて、もっと気楽にキッチン作業を楽しみましょう。

■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部

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