「放火です」と110番通報 民家と隣接する長屋を焼く 80代男性と連絡取れず 長崎県新上五島町

25日未明、長崎県新上五島町で住宅と隣接する長屋が燃える火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

火事があったのは新上五島町青方郷の木造2階建ての住宅と隣接する長屋で、25日午前3時45分ごろ、この家に住む40代の男性から「家が燃えている」と通報がありました。

警察によりますと、火は約4時間後に消し止められ、長屋から男性と見られる1人の遺体が見つかりました。

火事のあと、長屋に住んでいた80代の男性1人と連絡がとれていないということです。出火当時、住宅と長屋には他に3人がいましたが、けがはありませんでした。

警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、通報した男性が「放火です。家の外に人影があった」などと話しているということで、火事の原因を調べています。

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