「ぶいすぽっ!」特設展示の“意味深な文字盤”が気になる! SHIBUYA TSUTAYA事前潜入レポ

東京・渋谷のスクランブル交差点に面した位置にあるQFRONTビルこと、SHIBUYA TSUTAYA。昨年10月末から続いていた全館改装を終え、いよいよあす4月25日からリニューアルオープンする。

B2Fから8Fまでの各フロアにはそれぞれさまざまなコンセプトに基づいた店舗・施設がオープンし、とくにエンタメやIPコンテンツを中心に書籍、グッズ、コラボカフェなどが多く並ぶ。また、Brave groupが手がけるVTuberプロジェクト「ぶいすぽっ!」は、B1フロアのギャラリー「Shibuya IP Square B/SIPS B」で特別展示を、6F「IP書展」でポップアップストアを期間限定でオープンする。

今回、特別にその展示を内覧させてもらえたので、ポップアップストアの紹介や現地の写真も交えて紹介していこう。

■テーマは「私たちはゲームで世界を作る」 POP UP SHOPでは多数の新規グッズが販売

ぶいすぽっ!は今回のポップアップストアと特設ギャラリーで「私たちはゲームで世界を作る」をテーマに掲げている。これはSHIBUYA TSUTAYAの「好きなもので、世界をつくれ。」というテーマに対するアンサーとしてビジョンを掲げたものだ。

店舗では多数の新規グッズが販売されており、刺しゅう入りのTシャツやアクリルスタンド、キーホルダー、キャップ、缶バッジなど、さまざまなアイテムが用意されている。

ラインナップは以下の通り。店舗での販売期間は7月31日まで(その後はオンライン販売も開始する)となっているので、ぜひチェックしてみてほしい。

〈グッズラインナップ〉
・アクリルスタンド
・アクリルキーホルダー
・ランダム缶バッジ
・ドットワッペンシール
・タンブラー
・キャンバスボード
・衣装再現Tシャツ
・デスクマット
・フラッグキャップ
・ラインアートTシャツ

■地下のギャラリーには貴重な設定資料の展示や“意味深な文字盤”も

地下に足を踏み入れると、目の前には設定資料でできた木のようなスペース、PV映像が流れるディスプレイや等身大のパネルなどが展示されていた。

設定資料の展示スペースでは、メンバーたちの貴重な作画資料を見ることができる。「スミマセン、細かい所宜しくお願いします」とコメントが入っているものもあり、実際に制作現場で使われていた素材であることが伺える。枚数もかなりあるので、グルリと一周、いや二周くらいしてみるとよいだろう。

その右手にはぶいすぽっ!の出来事をまとめた年表がおかれており、デビュー日や大会の優勝歴などが記されている。「あったなー!」「もうそんなに前のことなのか」などと振り返りながら見てみると楽しいかもしれない。

そこから後ろを向くと、メンバーたちの巨大アクリルスタンドがズラリ。それぞれ新衣装を身にまとった姿で、背景や足元には砂が広がる。FPSを得意とする彼女らをイメージしてか戦場のような雰囲気だ。このブースの脇には「VSPO」と書かれたコンテナが置かれていた。

そして奥に進むと各メンバーのサインが展示されている。それぞれ個性ゆたかなデザインで、自身のイメージやキーとなるものをモチーフにしているメンバーもいるようだ。衣装や普段の振る舞い、名前など、共通点を探りながら楽しんでみてはいかが。

ところで、前述した設定資料集の下にはなにやら意味深な文字盤が展示されていた。そして、その隣には、砂山に刺さった謎の手紙のようなものが。これらが何を意味するのか……、「VSPO」の4文字に何か関係があるのだろうか。少し考えてみたものの、残念ながらノーヒントではまったくわからなかった。もし答えが分かったかたがいれば、ぜひ教えてほしい。

SHIBUYA TSUTAYAのぶいすぽっ!POP UP SHOP、特設ギャラリーの公開期間は以下の通り。入場は予約制となっているようなので、ご興味のある方はお早めに。予約方法などはSHIBUYA TSUTAYAの公式WEBサイトを確認してほしい。

(取材・文=三沢光汰)

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