米ネバダ州の夫婦が2000キロ離れたアーカンソー州で行方不明の猫と5年ぶりに再会した。保護猫施設「ポージティベリー・キャッツ」がフェイスブックで先日、報告した。
シンディ・ホールさんとジェフさん夫妻は5年前、アリゾナ州の旧邸宅でロシアンブルーの愛猫サムが行方不明になり、ショックを受けた。
シンディさんは「私たちは保護猫だった彼を生後12週で引き取り、7年間飼っていましたが、ある日、彼は出ていきました」と語る。
その後5年間、サムは見つからなかった。今年3月、アーカンソー州のガソリンスタンドで保護犬活動を行っているボランティアスタッフが野良猫を発見し、動物病院に引き渡した。医師がマイクロチップをスキャンしたところ、12年前にポージティベリー・キャッツが保護した猫だったことが発覚した。
保護猫施設は12年前に引き渡したホール夫妻に連絡を取った。そして2000キロ離れていた猫と飼い主が再会した。サムの目つきは鋭くなっていた。
シンディさんは「生きていたことに興奮しました。彼がガソリンスタンドでボランティアスタッフに歩み寄ったのは奇跡です。彼を迎え入れた時、現実と思えませんでした。マイクロチップは大切です」と喜んだ。
サムがどのようにして2000キロ離れた場所に行ったのかは不明だが、サムは10日ほどで5年前の顔つきに戻り、家庭生活は通常に戻ったという。