ショートドラマから一般ドラマへ、「水龍吟」出演の若手俳優に注目集まる

このほどクランクアップを迎えた人気俳優レオ・ロー(羅雲熙)主演の時代劇ドラマ「水龍吟」にショートドラマ俳優も出演したことが明らかになり、俳優の出世の仕方などがドラマファンの関心を集めている。

ショートドラマとは、速いテンポ、見応えのある急展開、ハイクオリティーなどを取りえに近年人気を集めているジャンル。膨大なコンテンツを後ろ盾に、低い制作費と速い資金回収が魅力となり参入会社も多く、中国で急速にシェアを拡大している。

出演者からするとドラマデビューのハードルがやや低く、複数の作品で演技を磨き、知名度を高めた後に一般ドラマに進出することも出世コースの一つとして認識されつつある。この中の代表的な成功例が若手俳優のリー・フェイ(李菲)だ。1996年生まれの高身長イケメンで、2020年からショートドラマに参入。すでに時代劇と現代もの合わせて15本の作品で主演を務めている。視聴者から「理想型主人公」「ショートドラマの男神」「演技が自由自在」「どんな役もこなせる」などの声が上がり、沼落ち現象が続出している。

リー・フェイがショートドラマ以外で注目されるようになったのは「水龍吟」の撮影現場に向かう時だ。ヘアスタイルがカールのかかった銀髪ロングに整えられ、他の出演者に引けを取らないビジュアルが目撃され、「ショートドラマの欠かせない存在、リー・フェイがついにS級の超大作『水龍吟』に出演」「演技とビジュアルが申し分ないので、制作側もきっと大満足」「『水龍吟』がますます気になる」など、実力をたたえるコメントが相次いだ。

「水龍吟」がクランクアップする直前に目撃されたことで、登場回数は限られていると思われるが、ショートドラマから一般ドラマへと大きく背伸びしたことを受け、俳優としてのいいステップアップのお手本となったようだ。(編集/RR)

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