ウェッジから“茶系”染めが可能に!?米国テーラーメイドが『P770/790』のエイジドカッパー仕様を発表

米国テーラーメイドが“エイジドカッパー”仕上げの『P770/790』を発表

米国テーラーメイドがレトロな見た目の追加機種をアナウンス。「エイジドカッパー仕上げの『P770』および『P790』アイアンと、まったく新しい『BRNRミニドライバー カッパー』を備えた、ザ・カッパークラブを発表しました」と、同社。

これまで同社のアイアンは、通常のシルバーの仕上げ以外に、特別なブラックフィニッシュを用意することが多かったが、今作は金属のヘアライン痕がありビンテージ感の漂う「エイジドカッパー」が新鮮。また、“T”も昔のロゴを採用したレトロテイストで、同社のプロダクト担当は意図をこうコメント。
 
「クラブデザイナーとして我々は『P』シリーズを楽しみ、テーラーメイドの伝統を思い起こしたいと考えました。我々はクラフトマンシップにもブランドの認識を高めたいと考え、これらのアイアンにはヴィンテージ感とハイエンドのクラフトマンシップの両方が備わっています。だからこそ我々は、ゴルフプライド『ビクトリー』グリップの仕上げやオリジナルのレシピに至るまで、あらゆる細部にまで注意を払い、ユニークな先祖返りのプロダクトを作ったのです」(米国テーラーメイド、アイアン&ウェッジ担当ディレクター、マット・ボヴィ氏)
 
これまで同社ウェッジの通常の市販品で『ハイトウ3 カッパー』が選べたり、仕上げをカスタムできる『My MG4』でエイジドカッパーを選べたが、そんな茶系の仕上げが好きなゴルファーがアイアンまで“染められる”というわけだ。
 
時計のバンドや財布にバッグ、ベルトに革靴など「革製品はベーシックな黒もいいけど、落ち着いた茶系が好き」という人は、人気のアイアン『P』シリーズでも「人と絶対に被らない」形が作れそう。また、エイジドカッパーは経年のダメージそのものも“風合い”として愛せるかも……。国内に導入されるのか、同社のアナウンスを待ちたい。

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