長崎スタジアムシティ オフィス棟見学会に31社 会議室など45室、共用部の充実をPR

人工芝が敷き詰められたバルコニーがあるオフィス=長崎市幸町、長崎スタジアムシティ

 ジャパネットグループのリージョナルクリエーション長崎(長崎市)は24日、10月に開業する長崎スタジアムシティのオフィスビル見学会を開き、入居を検討中の県内外31社約70人が参加した。共有の会議室と応接室を45室設置するなど共用部が充実しているのが特徴で既に約7割の入居が決まっているという。

長崎スタジアムシティのオフィスビル

 オフィスビルは地上11階建て。1~3階が商業フロア、4~11階がオフィスフロア、屋上には庭園やジップライン乗り場を整備中。商業施設を含む延べ床面積は約2万8640平方メートル、オフィスエリアは1万3323平方メートルで県内最大規模という。
 参加者はオフィスのほか、屋上などを見学。報道機関には窓からサッカースタジアムやアリーナ、稲佐山などが一望できる1室が公開された。
 同社の折目裕執行役員は参加者に対し、一般的なオフィスの事例として約4割を会議室やリフレッシュスペースが占めることを紹介。「4割の部分(会議室など)は私たちが準備させていただく想定で専有部分は(従来の)6割でいいという試算だ」などと話した。説明会は27日にも開く。

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