「自分らしく踊れた」 八戸の3人、入賞に笑顔 東北バレエコン

賞に選ばれた石田さりあさん(左)田中美羽さん(中央)佐々木麗奈さん(右)

 日本バレエ協会東北支部主催の第38回東北支部バレエ・コンクールで、八戸市の「シューネマン・力丸(りきまる)純奈バレエスタジオ」の生徒3人が入賞した。3人は「自分らしく踊ることができた」と笑顔で振り返った。

 コンクールは3月30日、宮城県の名取市文化会館で開催された。入賞したのは八戸聖ウルスラ学院高2年の石田さりあさん(16)、青森県立八戸高1年の佐々木麗奈(れな)さん(15)、八戸市立町畑小5年の田中美羽さん(10)。

 石田さんは同大会の第一部(高校生~25歳)で3位、佐々木さんはジュニア部(中学生)で8位、田中さんはバレエシューズ部門(小学校4~6年生)で優秀賞に輝いた。大会前には、通常のレッスンに加えて自主練習を徹底。技術向上や、同スタジオの指導方針の一環である「魅せる踊り」の追求に力を注いだ。

 石田さんは「来年は、もっと自分が満足できるような踊りがしたい」とさらなる飛躍を誓い、佐々木さんは「踊りでお客さんを感動させたい」と抱負を語った。6月にオランダへの留学を予定している田中さんは「現地の生徒に負けないようにレッスンに励みたい」と奮起した。【全文】

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