遠藤航は「あまりにも簡単にポゼッションを諦めた」 途中出場で痛恨黒星に英メディア厳しい評価

エバートン戦に途中出場した遠藤航【写真:Getty Images】

エバートンに手痛い黒星

イングランド1部リバプールは現地時間4月24日、プレミアリーグ第29節延期分でエバートンとの“マージーサイド・ダービー”に臨み、0-2で完敗した。リーグ制覇が遠のく痛恨の黒星。日本代表MF遠藤航は途中出場したが、現地メディアからは厳しい評価が与えられている。

遠藤は2試合ぶりにベンチスタート。そのなかで、立ち上がりからピンチを迎え前半27分にはゴール前の混戦から先制点を奪われた。なかなか反撃のチャンスもなかったリバプールは後半13分に再び失点を許す。2点ビハインドの場面、同18分から遠藤は投入されるも相手にボールを奪われるミスもあり、チームも完敗となった。

遠藤にとっては難しい展開となったなか、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は軒並み低評価が並ぶ採点で5点となり、「ピッチ中央での空中戦を何度か助けたものの、ボールに絡んでチャンスを作り出すには至らず。試合のなかでリバプールが最も必要としていたものだが、あまりにも簡単にポゼッションを諦めてしまった」と厳しい評価となった。

リバプールは2試合ぶりの黒星で勝ち点74のまま。首位アーセナルとは3ポイント差となってしまった。また、同73で3位のマンチェスター・シティは消化試合が2試合少ない状況で、試合の結果次第でリバプールは3位に転落する可能性もある。ユルゲン・クロップ監督最後のシーズンで優勝に向けてかなり手痛い一敗となった。(FOOTBALL ZONE編集部)

© 株式会社Creative2