【決算】サイバーエージェントの2Qは増収増益、ゲーム事業は売上8.9%増

【決算】サイバーエージェントの2Qは増収増益、ゲーム事業は売上8.9%増

サイバーエージェントが24日に発表した2024年9月期 第2四半期の連結業績(2023年10月1日~2024年3月31日)は、売上高4082億500万円(前年同期比12.4%前年同期比)、営業利益273億5500万円(同56.0%増)、経常利益277億8800万円(同55.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益98億6600万円(同240.4%増)となりました。

メディア事業では、新しい未来のテレビ「ABEMA」関連事業が好調に推移し、売上高が前年同期比26.8%増の848億8000万円を記録しましたが、営業損益は829百万円の損失を計上しました。これは前年同期の損失9億9560万円からの改善を示しています。

インターネット広告事業は、広告効果の最大化を強みとしており、売上高が前年同期比8.6%増の2126億5800万円に達し、営業利益は前年同期比16.5%増の115億7300万円を達成しました。

Cygames、Colorful Palette、サムザップ、アプリボット等が属するゲーム事業部門では、新規タイトルの成功と主力タイトルの周年イベントが寄与し、売上高が前年同期比8.9%増の1122億1300万円、営業利益が前年同期比6.4%増の217億1400万円となりました。

一方で、投資育成事業は売上高が前年同期比27.6%減の8億8000万円、営業損益は960百万円の損失を計上し、前年同期の利益3560万円から赤字に転落しました。

マクアケ、リアルゲイト等が属する「その他事業」については、売上高が前年同期比9.6%増の161億9900万円、営業利益が前年同期比84.1%増の5億4500万円となり、堅調な成長を見せています。

今期の通期業績予想は、売上高は7500億円(前年同期比4.1%増)、営業利益は300億円(同22.2%増)、経常利益は300億円(同20.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は80億円(同50.0%増)としています。

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