リバプールが痛恨の敗戦 クラブOB「タイトル争いは終わった」と終戦を宣言

敗戦後、ダルウィン・ヌニェスと抱き合うユルゲン・クロップ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで日本代表MF遠藤航(31)が所属するリバプールは24日(日本時間25日)のマージーサイドダービーでエバートンに0―2で敗れ、優勝争いから大きく後退した。

前半27分に先制を許し後半18分から遠藤を投入するも30分に再び失点。無得点で約3年ぶりにダービーで敗戦した。リバプールは2位をキープしているものの、今季残り4試合となり、勝ち点3差で追う首位アーセナル、2試合消化の少ない3位マンチェスター・シティーと繰り広げてきた三つどもえの争いから〝脱落〟した格好だ。ユルゲン・クロップ監督も「今日のことは謝ることしかできない。もっと良くするべきだった」と語った。

英メディア「スカイスポーツ」によると、リバプールOBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「これでタイトル争いは終わった。しっかりと受け止めなければならない」と終戦を宣言。英「BBC」も「エバートンがリバプールのタイトル獲得の望みをくじく」とし、英紙「デーリー・メール」は「タイトルの夢は終わった」と伝えていた。

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