開業後も進化続ける熊本空港 「そらよかパーク」や「そらよかビジターセンター」など新スポットを発表

2023年4月に新旅客ターミナルビルが開業した熊本空港が、開業後も進化を続けている。
国際線ターミナルビル跡や旧仮設ターミナルビルには、飛行機に乗らなくても利用できる「そらよかパーク」や「そらよかビジターセンター」などができる予定で、ターミナルビル横の商業棟にはハンバーグ専門店がオープンする。

イベントゾーンの「そらよかパーク」

新旅客ターミナルビル東側、国際線ターミナルビルの跡地では「そらよかエリア」の整備が進められている。

このエリアのうち、にぎわい広場の「そらよかパーク」について、その概要が発表され、食事などを楽しめる場所や、阿蘇の米塚をモチーフにした子どもたちの遊び場、イベントゾーンなどが設けられる。
「そらよかエリア」の完成は2024年秋の予定だ。

空港にSDGsの教育テーマパーク

また、旧仮設ターミナルビルを利用した「そらよかビジターセンター」には肥後銀行がSDGs教育のテーマパークを開設する。

肥後銀行によると、SDGsの脱炭素、地下水保全、熊本地震からの防災教育の三つのテーマの教育プログラムを企画するという。

肥後銀行の笠原慶久頭取は4月23日の定例会見で「熊本でしか学ぶことができない教育プログラムを、熊本を訪れる修学旅行生などに提供したい」と話した。
テーマパークは2024年10月のオープン予定だ。

肉汁あふれるハンバーグ専門店が商業棟に

また、熊本空港に4月25日オープンする「格之進ハンバーグ」の内覧会が開かれた。
岩手や東京で肉料理に特化した飲食店を展開している「格之進」の西日本第1号店が、熊本空港の新旅客ターミナルビルに隣接する商業棟にオープンする。

店のイチオシは、岩手県産の牛肉を塩麹に漬け込み、味に奥深さを出した「金格ハンバーグ」だ。
鉄板で焼いた後にオーブンで加熱し、肉汁を閉じ込めたこだわりの一品だ。

また、「金格ハンバーグ」を、熱を加えず燻製(くんせい)した「薫格ハンバーグ」との食べ比べを楽しむこともできる。

門崎・千葉祐士代表取締役:ハンバーグは岩手県産のものでできているが、それ以外のものは全て熊本のものが中心なので、全国・海外から来る旅行者が北の岩手のものと熊本のものを一緒に食べられるという楽しみもあると思うので、空港をベースにして地域の方々にも楽しんでいただけるとうれしい

(テレビ熊本)

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