新幹線「こだま」で即日荷物輸送する法人向けサービス「東海道マッハ便」がスタート 最初の荷物は医療関係品

東海道新幹線イメージ(写真提供:JR東海)

東海道新幹線を使う法人向けの即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」が2024年4月24日(水)、サービスを開始した。

安全・正確・高速・高頻度、移動時の揺れが小さいといった東海道新幹線の特性を活かしたサービス。「こだま」11号車にある業務用室を活用する。

1本の列車で運べる荷物の目安はダンボール箱40箱ほどで、サービス開始時点での積み下ろし可能駅は東京、名古屋、新大阪の3駅。

利用にはジェイアール東海物流との契約が必要で、輸送日のおおむね2週間前までに輸送内容を確定する必要がある。基本サービスは駅間輸送で、指定の拠点への集荷やラストワンマイルの配送などはオプションになる。ゴールデンウイークやお盆、年末年始などはサービスを利用できないこともあるという。

JR東海によると、最初の荷物は医療関係品。今後の輸送品目については「医療関係、精密機器部品関係、生鮮食品関係のお客様から引き合いがあります」とのこと。

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