さくらインターネットが「さくらのクラウド検定」を開始へ、初回試験は2024年夏を予定

by 石井 一志

さくらインターネット株式会社は24日、デジタル人材育成のため「さくらのクラウド検定」の設立を決定したと発表した。また同時に、クラウドビジネスの加速を支えるパートナー制度「さくらのパートナーネットワーク」も新設する。なお同制度では、さくらのクラウド検定との将来的な連携を検討するとのこと。

さくらのクラウド検定は、デジタル技術を基礎から実践まで幅広く学べる認定試験。ITインフラの初心者や、さくらのクラウドの利用を検討している、またはすでに利用しており、さらにスキルを深めたい人を対象としており、デジタル技術の基礎や、さくらインターネットのサービスについての設問を予定する。

なお、株式会社zero to oneが提供する教育用プラットフォームにて、オンライン教材および検定試験を提供し、教育コンテンツの提供は4月末を、初回の検定試験は2024年夏をそれぞれ予定しているという。

さくらインターネットによれば、この認定を受けることで、ITインフラとデジタルサービスの基本的な概念、「さくらのクラウド」を用いたシステム構成やアーキテクチャ設計などの知識が得られるとのこと。

一方のさくらのパートナーネットワークは、クラウドビジネスの加速を支えるパートナー制度で、第1弾として「セールスパートナー制度」が提供開始される。セールスパートナーには、さくらインターネットから営業支援や技術支援などのサポートプログラムが提供される予定とした。

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