A群溶血性レンサ球菌咽頭炎2週連続で増加 警報解除のインフルエンザは6週連続減少〈宮城〉

宮城県内で唯一警報が発表されているA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続で増加し、県が適切な感染対策を呼びかけています。

県によりますと、4月15日から21日までの1週間に、県内で確認されたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4.40人で、前の週より1.15人増加しました。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、いわゆる溶連菌の感染症で、子供を中心に罹患し、数日の潜伏期間の後、発熱や倦怠感、咽頭痛などを発症します。
県は、2023年12月から県内に警報を発表していて、手洗いやうがいなどの感染対策の徹底を呼びかけています。

一方、4月18日、警報が解除されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり2.80人で、6週連続の減少に。新型コロナの患者数は、1医療機関あたり6.16人で、7週連続の減少となりました。

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