急な暑さに注意 内陸で30℃超の所も 26日(金)は黄砂が飛来

 きょう(木)午後は、関東から西で晴れて気温が上がる見込み。関東甲信や東海は、きのうに比べて10℃以上も高くなる所がありそうだ。服装や水分補給、強い日差しによる車内温度の急上昇などに十分な注意が必要だ。あす26日(金)は北陸や東北でも、気温が一気に上がる見通し。なお、金曜日~27日(土)は、東・北日本で黄砂が予想されている。

■気温上昇

 北日本は低気圧の影響で、午後も雨や風の強まる所があるが、関東から西は晴れる地域が多くなりそうだ。暖かな空気が流れ込んでいるため、太平洋側は最高気温が25℃以上の夏日の所があり、内陸は30℃を超える所がある見込み。きのうより気温が急上昇する地域は、身体への負担が大きくなるため体調変化に注意が必要だ。

 あす(金)は気温の高い範囲が北陸や北の地域に広がり、北日本でも25℃以上の夏日の所がありそうだ。東北南部や新潟県は、一部で30℃を超える可能性がある。朝のうちは空気がひんやりしていても、昼間は一気に気温が上がるので、服選びや着こなしで工夫するなど快適に過ごせるようにしたい。

■黄砂にも注意

 東日本はあす(金)、北日本はあす(金)~27日(土)にかけて、黄砂が予想されている。洗濯物や車体への砂の付着、アレルギー反応など健康面への影響、見通しが悪化した場合は交通への障害が発生するおそれがあるため注意が必要だ。

■大型連休の天気

 あす(金)夜は九州から雨が降り出し、27日(土)午前中は東日本の太平洋側でも天気がぐずつく見込み。28日(日)は日本海側を中心に晴れ間があるが、北日本は気温が下がってきそうだ。29日(月・祝)は西日本で再び雨となり、30日(火)~5月1日(水)にかけては、全国的にすっきりしない天気となる見通し。

(気象予報士・高橋和也)

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