「一緒にやりたい」長渕剛、松本人志への共演希望動画に辛らつ意見 4月開始のYouTubeが火薬庫状態に

長渕剛 ※画像は長渕剛の公式インスタグラム『@tsuyoshi_nagabuchi』より

歌手・長渕剛(67)のYouTubeチャンネル『長渕剛のyoutube now now now!』が、動画をアップするたびに炎上を招いてしまう“火薬庫状態”に陥っている――。

長渕は、4月11日に新たなYouTubeチャンネルを開設。同23日にアップした動画ではダウンタウン・松本人志(60)への思いを語った。

長渕は過去にバラエティ番組などで共演した松本、浜田雅功(60)との思い出を振り返りつつ、スタッフから「(松本と浜田の)どちらがしゃべりやすい?」と問われると、「松本。どっちかって言うと」と回答。「浜ちゃんは意外と俺の気質が近いところがあるかもしれない。似てるからやりにくいんだ」と分析した。

松本については「どう出るかわからない。“えっ、そこから来るんだ!?”みたいなさ。お笑いのロジックの中に自分が巻き込まれちゃってるわけよ。“俺、巻き込まれちゃってる。どうしようこれ、一拍くらい間を置いて言ってみようか”とかさ、その追い詰められ感が俺って好きなんだよな」と説明した。

2人にイジられることについても「“俺をイジくっていじめてんなこのやろう!”って思うのが意外と好き」と好意的に話した。

松本とは一緒にプライベートジムでトレーニングをしたこともあったが、目指す肉体やトレーニング方法が異なることもあり、「2回くらい来て、3度目は来なくなった」とも明かした。

スタッフから松本とのトレーニング再開を提案されると「いいな、一緒にやりたいな。俺、YouTube始めたから、まず連絡してみようかな」と応じていた。

松本が『週刊文春』(文藝春秋)の女性への加害疑惑報道を受け、活動休止中であることについては「日本を笑いの渦に巻き込む最先端の連中だから、松本くんと浜ちゃんの早くまた笑いが見たいな、俺。(日本は)めちゃくちゃ損してるでしょ。ガーンと沈んでる感じがする。だから上げてほしいね」と熱い想いを吐露していた。

「長渕さんは、松本さんがメディアに出ていないことは日本にとって損だと熱く語りましたが、動画には批判的な意見が多数寄せられてしまっていますね」(ワイドショー関係者)

■元女優の被害訴えに“持論”を展開

長渕のYouTubeチャンネルのコメント欄には、

《剛さんのこーゆう素を! ずっと見たかったです》
《楽しそうに話す剛さいこーです 松本さん是非呼んで共演して下さい》
《私も芸人さんはダウンダウンが1番好きです》

などの多くの好意的な意見が寄せられている一方で、X(旧ツイッター)には、

《松本人志の擁護を長渕剛がやると炎上するだけやろ、今はw》
《いやいや松本氏に迷惑がかかるでしょう》
《松本人志も今の長渕に言われるの迷惑だろ っていうか松本人志の名前を挙げて話題を外らそうとしているのがセコい》

などなど、厳しい声が上がっている。

「本人は完全否定していますが、松本さんは女性に男女の関係を強制したと報じられ、長渕さんにも過去の疑惑が取り沙汰されていますからね……」(前出のワイドショー関係者)

長渕は4月11日、YouTubeチャンネルに「長渕剛 誹謗中傷へのメッセージ」と題した動画を投稿。元女優が過去、映画に出演した際に主演俳優から性加害を受けたと告発したことから、長渕はネットを中心に誹謗中傷を受けるようになったという。

動画では個人名は出さなかったものの「(映画『英二』で)小川英二の妹役に抜擢されて」「妹に徹してくれて感謝」と話していることからも、SNSや週刊誌などで被害を訴えている元女優を指していることは明らか。

元女優の告発によって仕事にも影響が出ているとし、「テレビプロモーションやろうとしてたら全部ノーサンキュー。“今ネットでいろんなこと言われてるんで少し様子を見ながら”」と言われ、テレビやラジオのスポンサーからNG指定されている、精神的にも追い詰められていると話した。

また、「子どもたちもやっぱりプライドがあるから。いろいろ言われて子どもたちだって傷つく」と家族にも影響が出ていると説明。

さらに「なぜ10数年前、20数年前のあのときにもしそう思うんだったら言ってこないの。刑事事件でしょってなってくると、俺、捕まってるはずじゃん」と持論を展開していた。

■松本人志への厳しい声も上がってしまい……

長渕の動画を受け、

《なんかどんどん出てくるね。「なんであの時言わなかったの」なんてよく言えたよね。でも、そう言うってことは思い当たる節はあるんだろうな》
《長渕がしていることは、松本人志の問題や旧ジャニーズ事務所の問題でも起こったセカンドレイプ》
《「なんであの時言ってこなかったの?」は加害をした側が1番言ったらあかんやつだ》

と厳しい批判が殺到してしまった。

「長渕さんが元女優に語った動画の内容は、非常に厳しい論調のネット記事にもなり、多数の意見が寄せられていましたね。

今回、松本さんを擁護することで自らに向けられる批判の矛先をずらしているのではないかという指摘もありましたが、長渕さんもまさに渦中にあるわけですよね。

長渕さんのYouTubeで取り上げられ話題になったことで、松本さんの疑惑にもあらためて注目が集まり、彼への厳しい意見も出ています。松本さんも今、長渕さんに名前を出されて、果たしてどう感じているのか……。

『週刊文春』との裁判の最中にあるわけで、今、長渕さんのYouTubeで名前を出され、再度良からぬ方で話題になったり、炎上するのは本意ではないですよね。

長渕さんは今、SNS、週刊誌などで過去の件を訴えている元女優の件で、ファン以外の方々から厳しい目で見られてしまっている。その長渕さんのYouTubeで名前が出たら、好意的であってもネットが荒れてしまうリスクがある。今は名前が出てほしくない、と思っている芸能人は多くいそうですね」(前出のワイドショー関係者)

開設してからわずか2週間で、荒れるチャンネルとして注目を集めてしまっている長渕のYouTubeチャンネル。今後はどんな内容が公開されていくのだろうか――。

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