近鉄富田林駅の徒歩圏にある国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された、伝統的な町家が連なる風情あふれる地域「寺内町(じないまち)」
寺内町にはかつて、銘酒「万里春(バンリノハル)」で知られた造り酒屋「万里春酒造」がありましたが、後に廃業。その酒蔵をリノベーションし、クラフトビール醸造所とビアホールが誕生しました。
醸造所に並べられたタンクには、”黄金の水”と呼ばれ、豊富な伏流水に恵まれた金剛山を水源とした井戸水を原料に寺内町ならではの味わいのクラフトビールが製造されています。
製造されたビールはフレッシュな味わいが楽しめるセゾン、ヴァイツエン、アンバーエール、スタウト、ヘイジーIPA、IPA、スモークアンバーエール、ゴールデンエールの8種類があり、今後もさらにバリエーションを増やしていくそうです。
ビアホールでは、地元千早川でとれるのマス料理や地元食材を味わう逸品料理とともにクラフトビールを味わいます。
「地元の方をはじめ、外国からの旅行者にもお越しいただいていますが、まだ寺内町の存在を知らない方もいらっしゃいます。 “じないまち雛めぐり” “寺内町燈路” “新春・初鍋めぐり”など町のイベントに積極的に参加して、地域を盛り上げていきたいですね」と六代目代表の石田さん。
豊かな自然と長い歴史が紡ぐ万里一空の味のクラフトビールをぜひ味わいに来てください。