大谷翔平には186km二塁打を献上「墓穴を掘ってしまった」 敵先発が猛省「良い学びに」

敵地ナショナルズ戦、初回に強烈な二塁打を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ナショナルズ戦に「2番・DH」で出場

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発。3本の二塁打を含む、6打数3安打2打点の大活躍で11-2の勝利に貢献した。初回には打球速度115.6マイル(約186.04キロ)の強烈な二塁打を放っていたが、ナショナルズの先発ジェイク・アービン投手は「墓穴を掘ってしまった。良い学びになった」と猛省していた。

大谷が止まらない。早速球場を沸かせたのは初回1死の第1打席。右腕アービンが投じた高め97マイル(約155キロ)の速球を右中間へ弾き返した。矢のように放たれたライナー性の打球は、あっという間にフェンスへ到達。余裕の二塁打となった。

アービンは4回2/3、103球を投げて12安打6失点、3奪三振の内容だった。試合後、会見に登場したナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「調子が悪かった」「良い球は投げていたけど安定感がなかった」と残念がった。

アービンもロッカールームで取材に対応。「こんな打線を相手にした時、カウント不利になれば自分で自分の首を締めることになる。有利なカウントを作って、もっと自分の仕事を楽にしないと」表情は冴えなかった。

この試合だけで5本の二塁打を打たれたアービン。「洗練された選手の揃った打線。完璧に投げようとして不利なカウントに陥るような墓穴を掘ってしまった。良い学びになったと思う」と強力ドジャース打線を相手にした経験を糧にすることを誓った。

THE ANSWER編集部

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