愛犬が子どもたちの登下校見守り ワンワンパトロール隊活動開始

By 三重テレビ放送

愛犬家らが犬の散歩の際に、児童の通学や地域住民の見守りを行う「ワンワンパトロール隊」が三重県津市で結成され、24日に津南警察署で活動開始を報告しました。

津市立誠之小学校の下校時に、見守り活動を行っていた地元老人会が高齢化により活動できなくなったことから、意思を引き継ごうと結成されたものです。

誠之地区が忠犬ハチ公の飼い主だった上野博士の生誕地であることから、「ハチの会」と名付けられました。

24日はパトロール隊を代表して、隊員6人とともに隊長犬のファンタと副隊長犬のペプシが津南警察署を訪れ、堀井達也署長に結成の経緯と活動の開始を報告しました。

パトロール隊には現時点で23人の隊員と35頭の隊員犬が登録され、それぞれの犬の散歩時間に児童の登下校や地域住民の見守りを行うほか、地域の美化活動なども進めていく方針です。

誠之地区ワンワンパトロール隊「ハチの会」の長谷川一正会長は、「散歩している人に無理なく犯罪抑止につながるよう活動してもらうのが目的」などと話していました。

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