「タイトル争いは終わりだ」痛恨敗戦のリバプール、伝説OBも“今季終了”とバッサリ「重く受け止めなければ」

レッズをこよなく愛するOBも、はっきりと言い切った。

現地4月24日に行なわれたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦。宿敵とのマージ―サイドダービーに、0-2で敗れた。

27分と58分にセットプレーから失点したリバプールは63分に三枚替えで遠藤らを送り込むも、流れは変えられず。再三のチャンスを活かせず、痛恨の黒星を喫した。

これで首位アーセナルとは3ポイント差、3位ながら2試合消化が少ないマンチェスター・シティには勝点1上回るのみで、タイトル獲得は極めて難しくなった。

【動画】遠藤が投入直後にあわや失点の危険なミス
リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏も白旗を揚げた。英公共放送『BBC』によれば、英衛星放送『SKY SPORTS』で次のようにコメントした。

「これでリバプールのタイトル争いは終わりだ。今夜はエバートンの夜だった。それを重く受け止めなければならない」

元イングランド代表DFは「リバプールとこの監督の関係は、この国のトップ6のどのチームとも異なっている」と話し、ドイツ人指揮官の功績を称えた。

「この男を見送ってください。彼のレガシーはそこにあり、彼は絶対的なレジェンドだ。リーグは終わってしまったかもしれないが、全力で走り抜けてほしい」

稀代の名将がリバプールで指揮を執るのは、あと4試合となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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