エルスウェア紀行が"ワンルームで鳴る音"を追求した「素直」をリリース

エルスウェア紀行が4月24日(水)に配信シングル「素直」をリリースした。 この曲は、コーラスワークが印象的で、心の内側に浸透してくるメロディとアレンジとなっている。 同曲について、「ワンルームで鳴る音を大事にしながらも “エルスウェア紀行”としての旅を忘れないイメージで作りました」とコメントしている。 アートワークは、ボーカルのヒナタミユが担当。

また、エルスウェア紀行は5月19日(日)に渋谷WWWにてバンド編成の単独公演を開催する。 サポートミュージシャンには、Ba.千ヶ崎学、Key.sugarbeans、Gt.クロサワが参加する。

エルスウェア紀行 コメント

この曲は何度もレコーディングをしました。目的の質感にする為にかなり遠回りはしましたが、ゴージャス過ぎない音、ワンルームで鳴る音を大事にしながらも “エルスウェア紀行”としての旅を忘れないイメージで作りました。

「素直」なサウンドに対して絶品のスパイスと煌めきを千ヶ崎学さんのベースもポイントです。

“無添加”で「はじめてく無添加な愛で」と歌ったけれど「素直」「ありのまま」ってなんだろう。誰にも助けを求められなかった自分だけの悲しみやさみしさと向き合うほど、自分自身の温度やあたたかさの一部となっていくそれらを抱きしめてしまうことがあるように。

今更捨てることが難しくなった歪さを置いていけない、という感覚が素直でいられない難しい感覚をつくるのかもしれない。

“悲しみと手を繋いでいられたらいいじゃん!”(歌詞)と気ががついた時にそれらはもう自分自身と手を繋いでいるし、「ありのまま」を探すことをやめた時に “とっくにひとつの素直(歌詞)”なのだとしたらいいな。

悶々とするそれぞれのこころの隙間を、生あたたかく埋めるように聴こえてくる音楽になればと思っています。

【エルスウェア紀行 プロフィール】

2020年9月に始動したヒナタミユ (Vo.Gt)、トヨシ(Dr.Gt)による“どこでもない場所を旅する記録”という意味を標榜する二人バンド。

映像的でリリカルな歌詞世界と、70年代シティポップの匂いを内包しながらロック・フォーク・パンク・プログレ・ゴスペルなどを独自に昇華した他にないサウンドは、まさしく令和の“ニュー・ミュージック”である。

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