オイリオまつりに9000人 春開催は5年ぶり 横浜市金沢区・横浜市磯子区

社員が解説した食用油講座

日清オイリオグループ(株)は4月20日と21日、横浜磯子事業場=磯子区新森町=で「日清オイリオ横浜磯子春まつり」を開催した。

同社が地域貢献の一環で企画し、今回で39回目を迎えたイベント。昨年は秋に開かれており、春の開催は2019年以来、5年ぶり。2日間で約9千人が会場を訪れた。

屋外では区役所や警察・消防、横浜磯子ロータリークラブなどの団体らによるブース出展のほか、同社やグループ会社がそれぞれの商品を特別に販売。子どもたちによるダンスステージ、戦隊ヒーローによるショーなども行われ、子どもから大人まで多くの人でにぎわった。

油を考えて健康に

また、会場では同社の主要製品である食用油に関する講座も行われた。「MCTオイル」についての講座では、同社の社員が油を作る構成要素や、サラダ油とMCTオイルの違いを解説。参加者の健康づくりに役立ててもらうため、データを交えながら健康につながる油のとり方を伝えた。

同社の広報担当者は「地域の皆さんに感謝をお届けするための企画。今後もこの地域の春の風物詩として、続けていきたい」と話した。

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