多摩市 市内の桜 振り返る 多摩市

乞田川「桜イルミネーション」=5日

多摩市内各地で行われた桜まつりの開催に合わせるように満開となった今年の桜。市内の桜の名所では、写真や動画撮影をする人、花見をする人などであふれかえっていた。短い期間だったが市内を華やかにした桜の風景を振り返る。

幻想的な風景に

多摩センター駅近くの乞田川の両岸には同センター商店会が提灯を吊り下げ「桜イルミネーション」を点灯した。桜と提灯の色が合わさった幻想的な風景を写真に収める人などで賑わっていた。

入園式に彩り

緑ケ丘幼稚園(和田)で4月10日に行われた入園式。当日は新たに150人の新入園児を迎えた。広い園庭の中にある桜は満開。訪れた保護者など500人近い来園者が桜を背景に記念撮影を行っていた。

特に同園のマスコットキャラクター「きらりんちゃん」との写真撮影には順番待ちができるほどの人気だった。

八重桜も満開

遅咲きの桜で知られる八重桜も4月上旬ごろから咲き始め、市内のあちらこちらで大きな花を咲かせていた。八重桜の並木が有名な落合の西落通りでは、道路を覆うほどの桜が咲き、歩く人が眺め、写真に残そうとシャッターを切る人などの姿が見られた。

入園式に花を添えた=10日(上)、西落通りの八重桜=13日

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