島忠 不要になった園芸用土のリサイクル回収を強化

(島忠 ニュースリリースより)

ニトリホールディングス(北海道)の完全子会社である島忠(埼玉県)は、2020年度より実施している島忠・ホームズ・ニトリホームズ店舗での園芸用土のリサイクル回収を今年度から強化する。

この取り組みは、顧客の困りごと解決と環境負荷軽減を目指し、ニトリグループの環境独自基準である「Nitori’s ecology」の一環として推進される。

使用後の園芸用土は、一般ごみとして捨てることができず、捨て方も自治体によって異なるため、処分に困るという声が多く聞かれる。島忠では、この困りごとを解決するため、使用後の園芸用土のリサイクル回収を2020年度より実施。不要となった園芸用土を購入時の空袋に戻して店舗に持ち込むことで、島忠が専門のリサイクル施設で熱処理・殺菌消毒し、新たな園芸用土の原料として生まれ変わらせる。

今回の強化では、店頭ポスターやPOP等をリニューアルし、顧客認知度の向上を図るとともに、再生原料含有率の増加、生まれ変わる園芸用土の種類拡大などを図る。

■持ち込み対象品/持ち込み条件
・島忠・ホームズ・ニトリホームズ店舗で購入した園芸用土の空袋に限る
・持ち込みは、購入時と同数量かつ同容量に限定
・ゴミ、異物が入っている場合、回収不可
・配達時の受付・回収は行わない
・持ち込んだ園芸用土の返品不可

■実施店舗
「島忠」「ホームズ」「ニトリホームズ」51店舗
※「ホームズ昭島店」「ホームズ春日部店」「ホームズ千葉ニュータウン店」では実施していない。

■「Nitori’s ecology」について

(島忠 ニュースリリースより)

ニトリグループは「未来にいいこと。みんなにいいこと。」のキャッチフレーズのもと、「つくる・はこぶ・つかう」それぞれのフェーズで環境に配慮したものづくりを「Nitori’s ecology」と位置付け、取り組みを推進している。さらに「つかいおわったあと」までを考え、使用後の品を「ごみとして捨てる」のではなく、ニトリグループに持ち込んでもらうことで「資源」につなげる。

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