45試合残してプレミアリーグで新記録樹立! 今季通算得点数が歴代最多「1092」に到達

プレミアリーグで新たな記録が誕生した。24日、公式サイトが伝えている。

プレミアリーグでは昨シーズン、全380試合で「1084」得点が生まれ、最多の得点数が記録されていた。しかし、24日に行われた第29節延期分マンチェスター・ユナイテッドとシェフィールド・ユナイテッドの一戦で、42分にハリー・マグワイアが挙げた同点弾により、今シーズンの通算得点数が「1085」に到達し、プレミアリーグ最多記録が更新された。

その後7ゴールが生まれ、24日終了時点で合計「1092」得点となっており、今季残り45試合が残っている段階ながら、驚くべきペースで得点が量産されていることが明らかとなった。

さらに、現時点での1試合あたりの平均得点数は「3.26」となっていることから、このままのペースで進めばシーズン終了時には昨季から155ゴール増えた「1239」得点が記録されることが予想されている。

なお、これだけ得点数が増えた要因については、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入やアディショナルタイムの増加などが挙げられているが、実際は1試合あたりのPK率などは例年とあまり変わらず。また、アディショナルタイムでの得点数は大幅に増加しているものの、ここまで記録されたアディショナルタイムのゴール数「138」を除いた平均得点数「2.84」は昨季の「2.63」と大きく変わっていないことも伝えられている。

このような結果から、最大の要因は下位に位置しているチームも引いて守るプレイスタイルではなく、攻撃的思考の指揮官を招へいして、ハイプレスなサッカーを組み立てていることが一番の理由と分析されており、今後もプレミアリーグではしばらく打ち合いとなる試合が増加していくことになりそうだ。

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