メーデー連休は本土客80万人来港

メーデーが近づき中国本土では5日間の大型連休が始まり、香港は本土から多くの観光客を迎えることが予想される。4月24日付香港各紙によると、李家超・行政長官は政府が今年の「メーデー・ゴールデンウイーク」に向けて総合的な準備を進めてきたと述べ、本土から少なくとも80万人の観光客が香港を訪れ、各出入境管理所では約590万人が出入りすると予想している。観光業界関係者は5連休中に本土から約800組の観光ツアーが香港を訪れると推計しており、香港では観光客の「旅行儀式感」を高める花火大会などのプログラムも数多く行われる。チームラボの展示や廟街夜市など多くの記念撮影スポットを提供する旅程は観光客の間で人気が予想される。一部の越境バス事業者は、「ゴールデンウイーク」中の車両輸送力は十分であり、花火大会後に香港を離れる人の流れに十分対応できると指摘している。

香港では5月も引き続き大規模なイベントやアクティビティが開催され、お祭り気分が濃厚となる。5月1日の夜には最初に海上花火ショーが開催され、続いて11日にビクトリアハーバーの夜空を彩るドローンショーが開催される。李長官は23日の行政会議で、文化体育及旅遊局は「ゴールデンウイーク」に向けて出入境管理所の準備が万全であることを保証する手配をしており、またツアー客を管理しサービスを向上させると述べた。

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