ジャガーに待望の赤ちゃん誕生 こどもの国で2頭 性別不明 「明るいニュースを届けられてうれしい」

 沖縄市の沖縄こどもの国は24日、ジャガーの赤ちゃんが2頭誕生したと発表した。3月27日、母ルナと父ハクの間に生まれ、性別はまだ分かっていない。ルナが育児に専念できるよう現在は赤ちゃんと3頭で寝室内に暮らしていて、状態が落ち着き次第、一般公開する。

 赤ちゃん2頭の体重を4月3日に量ったところ、1.05キロと1.06キロだった。まだ目が開いておらず、歩くこともできないという。2頭の名前は一般から募集することを検討している。

 母ルナは昨年8月にも赤ちゃん1頭を出産したが、赤ちゃんを運ぶ際に誤って首の内側までくわえてしまったために死んだ。今回生まれた2頭の赤ちゃんを含め、国内の動物園では現在25頭のジャガーが飼育されている。

 同園理事長の桑江朝千夫沖縄市長は「待望の赤ちゃんが誕生した。明るいニュースを届けることができてうれしい。一般公開が始まったら楽しんでほしい」と話した。(中部報道部・比嘉大熙)

沖縄こどもの国で誕生したジャガーの赤ちゃん=17日、沖縄市・同園(同園提供)

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