Daniel Leussink
[北京 ２５日 ロイター] - トヨタ自動車は２５日、中国ネット大手の騰訊控股（テンセント）と中国国内で提携すると発表した。若者の間で高度なテクノロジーを搭載した車の人気が高まっていることに対応する。
北京国際自動車ショーで明らかにした。
今年発売する中国で製造した乗用車にテンセントのテクノロジーを搭載する。テンセントが強みを持つビッグデータ、人工知能（ＡＩ）、クラウドコンピューティングを活用したサービスを提供する。
中国ではＥＶへの移行が進んでおり、比亜迪（ＢＹＤ）など国内勢が台頭。価格競争が激化しており、海外メーカーは競争力の維持に向けた取り組みを進めている。
トヨタの昨年の中国販売は１．７％減の１９０万台。中国勢に押され、２年連続の減少を記録した。
トヨタは北京自動車ショーで中国市場向けの新型バッテリーＥＶを２モデル披露した。
