貴重な写真と出土品から見る中尊寺 金色堂の建立900年を記念した特別展の開催を前に内覧会 岩手・平泉町

平泉町の中尊寺金色堂の建立900年を記念した写真や出土品などを集めた特別展が、平泉文化遺産センターで26日に始まります。

25日は特別展が始まるのを前に、関係者向けの内覧会が行われました。特別展「写真と発掘から見る中尊寺」では、中尊寺に関わる写真や発掘調査の出土品、合わせて100点が展示されます。昭和の大修理の前に写真家の土門拳が撮影したという冬の金色堂は、森に囲まれ独特の存在感があります。また、1991年の発掘調査で中尊寺金剛院から出土した素焼きの土器「かわらけ」は、奥州藤原氏の初代・清衡の時代のものとみられる重要文化財です。特別展は26日から2024年の12月1日まで行われます。

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