「いざゆけ若鷹軍団」のセリフ変更は? 看板変更の時期は? バス停は? ソフトバンク本拠地名称変更に伴う手続き様々

ソフトバンクホークスの本拠地

みずほフィナンシャルグループとPayPay、福岡ソフトバンクホークスは25日、ホークスの本拠地「福岡ドーム」(福岡市)の施設命名権(ネーミングライツ)契約を締結し、同日から「みずほPayPayドーム福岡(略称・みずほPayPayドーム)」に変更すると発表した。プロ野球の1軍本拠地では国内初の連名ネーミングライツという。

同日にソフトバンクの白川隆志取締役がオンラインで取材に応じ、「プロ野球の1軍のフランチャイズ球場では連名の名前は前例がない。社内手続きとかを含め、新しい契約スタイルだったのでこのタイミングでの契約締結になりました」とシーズン中の発表となった理由を語った。

シーズン中の変更のため、掲示物などは順次変更する予定で、球場外壁の看板は7月下旬になる見込みという。バス停など球場外で使用されているものについても関係機関との調整を今後進めていくという。さらに球団歌の「いざゆけ若鷹軍団の曲中3番前にある「勝ちどきあげろ ペイペイドーム!」のセリフに関しても変更するという。白川取締役は「時期までははっきりしていませんが、速やかに調整したい」と語った。

福岡ドームは2020年からPayPayとのネーミングライツで「福岡PayPayドーム」となった。一方、みずほフィナンシャルグループはホークスと08年からスポンサー契約を締結している。

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