倉木麻衣、等身大フィギュアに“ビッくらき!” 「本当に鏡を見ているようでした」

倉木麻衣がデビュー25周年を記念した展示会『倉木麻衣 25th Anniversary “2525” Museum』を、東急プラザ銀座 3階にて2024年4月26日~5月6日にかけて開催。同イベントのオープニングセレモニーが4月25日に行われ、倉木本人が登壇した。

今年12月8日にデビュー25周年を迎える倉木麻衣。同展示会は入場無料となっており、これまでに彼女が歩んできた軌跡を辿るような展示やオリジナルグッズの販売が行われる。

倉木は25周年を振り返り、「一言では語り尽くせないですけども、倉木麻衣を通して、関わるすべてのみなさんの才能と、頑張りと、そして愛で包んでいただいた。そして私自身も倉木麻衣の一部として25年間一緒に作ってきた、そういった25年間だったなと思います。支えてくださってるファンのみなさんのおかげで、『“2525” Museum』もお届けすることができて、本当に感謝しかないですね」と挨拶した。

『“2525” Museum』の見どころについて「見どころは全部。細部にわたって見どころではあるんですけども、素晴らしい東急プラザ銀座の外観に、1stアルバムの『delicious way』のジャケットがドーンとあって、見た瞬間にタイムスリップしたみたいにデビュー当時に戻った」と答え、「エスカレーターを昇っていくとポスターが飾られているんですけど、それがヒストリーになっていて、いろんな制作のことやライブの記憶がよみがえった。フィギュアが今回あるんですけど、ビッくらきでした(笑)!」と見どころを語る。

リアルフィギュアは、特殊メイクのクリエティブディレクターとして『Make-up Artist Magazine』にて「世界の注目アーティスト10人」に選ばれたAmazing JIROによる作品。初めて見た時の感想を「細部にわたってそっくりで、皮膚の感じとか、分け目とか、本当に鏡を見ているようでした。本当にもう、ビッくらきですよ!」と笑みをこぼした倉木。「15周年のライブのオープニングで、(デビュー当時の姿を)オマージュしてお届けさせていただいて。(同フィギュアは)その時のシーンを再現してるんですけど、もうステージにそのまま登場したらどうなんだろうとか思ったりもします」と感想を述べた。

またエコ素材のユポ紙を使った一点もののポスター展示については「ユポ紙は素晴らしい技術で、半永久的に残る素材で、ワンアンドオンリーのポスターになっています。心を込めてサインを書かせていただいて、チャリティーポスターとしてお届けするんですけど、(販売した売上の一部は)能登半島地震と台湾地震、震災の支援に寄附をさせていただこうと思っています」と紹介した。

会場には「Secret of my heart」の制作過程の歌詞なども展示。この頃の思い出について「『Secret of my heart』を作っていた時はデビューしたばかりの高校生の頃で、学校から帰って、スタジオに通って作っていたんですよね。スタジオでレコーディングをしながら、サインの練習をしてましたね。その時の初めて書いたサインも、実は『“2525” Museum』に飾らさせていただいてます」と秘話を語った。

(文=本 手)

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