永谷園ではこれまで「味ひとすじ」の企業理念のもと、平常時も災害時も食卓をおいしく、豊かさを提供するために取り組んできた。2017年4月には、長期保存食「フリーズドライごはん」を発売。
フリーズドライ製法を用いることで、お湯で3分、水で5分、そのままでも食べることができる商品だ。水道が使えないなかでの食事は非常に大変で、いちばんの楽しみでもある食事で、「すぐに」「水、お湯なし」「おいしく」「彩りよく」「楽しく」食べられるものを、ということで開発したのがレトルト食品の「リゾごはん」だ。温めなくても、水がない状況でも食べられるやわらかさ。パッケージの表面には食物アレルゲン情報を記載し、「長期保存食」であることがひとめでわかるデザインに仕上げた。
また裏面には「災害用伝言ダイヤル」を掲載した。メニューはたまねぎや人参、ごぼうなどを入れて炊き上げた「五目ごはん」と、にんじんやじゃがいもなどの具が入ったカレー味のごはんの2品。災害時だけではなく、アウトドアなどの行動食としても利用できる。
