中国政府系企業が脳インプラント発表、サルで実証

[北京 25日 ロイター] - 中国政府系企業の北京芯智達神経技術は25日、脳に埋め込むチップ(インプラント)を北京で開かれたハイテク関連フォーラムで発表した。米実業家イーロン・マスク氏が率いるニューラリンクも同様の技術を開発している。

国営新華社によると、北京芯智達が開発したインプラントを猿の脳に移植した実験では、「意思」だけでロボットアームを動かせたという。開発は独立して行われたとし、中国初の「高性能侵入式」脳装置だとした。

企業情報サービス「企査査」によると、同社は北京市政府の国有資産監督当局が支配株主となっている。

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