「自分の相撲を取り切った」165センチ、85キロで全国高校選抜大会100キロ級制覇 福岡・希望が丘高2年生が県勢初の頂点に

服部誠太郎知事(写真中央)と写真に納まる希望が丘高2年の永露蓮(同右端)と同校相撲部の佐伯競監督

3月に行われた全国高校相撲選抜大会の個人100キロ級で福岡・希望が丘高(中間市)の永露蓮(2年)が優勝し、福岡県勢として初の全国制覇を果たした。永露さんは24日に県庁を訪れ、服部誠太郎知事に快挙を報告した。

大分県宇佐市出身の永露は165センチ、85キロの体格で、多彩な技を生かして自分よりも大きな選手たちを倒し、栄冠を手にした。団体戦でもチームの16強入りに貢献。「最後まで自分の相撲を取り切って優勝することができてうれしい」と喜んだ。5月に東京で開催される全日本個人体重別選手権、今夏に北部九州4県などで行われる全国総体でも優勝を目指す。

服部知事は「修練を積んで将来は大相撲に入り、幕内力士になってほしい」と激励した。(山崎清文)

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