県病害虫発生に注意呼びかけ/和歌山県

和歌山県は紀の川市やみなべ町などのウメやモモの園地で果樹に関係するカメムシの発生が多くなっているとして農業関係者に防除を呼びかけています。

県農作物病害虫防除所によりますと、発生が顕著なのはチャバネアカカメムシやツヤアオカメムシで、今月1日から20日までの間に、紀の川市粉河の園地や有田川町奥の果樹園では平年より多い発生が見られているところがあります。また、みなべ町東本庄の園地ではツヤアオカメムシが、平年の7倍の発生が見られているところがあります。

病害虫の発生は園地により差があるものの、県では気温の上昇に伴い、果樹カメムシ類の飛来が急増するとみていて、早めの防除を農業関係者らに呼びかけています。

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