豪華ホテル「カペラ」がマカオ初進出へ…大型IRギャラクシー内に2025年中頃開業予定

「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ」の全スカイヴィラにインフィニティエッジプールが備わるという(写真:Galaxy Entertainment Group)

 シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペラ・ホテルズ&リゾーツは世界的に著名な旅行雑誌である「Travel + Leisure」において2023年に世界のホテルブランド第一位に選ばれている。

 マカオの統合型リゾート(IR)運営企業ギャラクシーエンターテインメントグループ(GEG)が4月25日に発表した内容によれば、同社がカペラ・ホテルズ&リゾーツと提携し、コタイ地区にある旗艦IR施設ギャラクシーマカオの新ホテル棟に「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ(Capella at Galaxy Macau)」を誘致。オープン予定時期は2025年中頃とのこと。カペラブランドのホテルはマカオのみならず、広東省・香港を含む大湾区(グレーターベイ)初進出。

「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ」のジャングルをテーマにしたスイートルームのイメージ(写真:Galaxy Entertainment Group)

 カペラ・アット・ギャラクシーマカオは17階建てで、スカイヴィラ36室とスイート57室で構成。インテリアデザインはフランス・パリを拠点とするMoinard - Bétailleが担当し、トロピカルジャングルにインスピレーションを得たテーマになるという。

 また、ホテルには文化的ハブの役割を果たすメンバーシップ制のラウンジ「ポニー&プルーム」、希少なウイスキーコレクションを楽しめる馬術のポロ競技にインスパイアされたバー、香港の料理界で注目される2024年アジアのベストレストラン50の3部門受賞、ミシュランガイドでも星を獲得したヴィッキー・チェン氏とのコラボレーションによる独特のコンセプトのインターナショナル料理レストランもラインナップするとしている。

「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ」が入る新ホテル棟の外観ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ完成予想イメージ(写真:Galaxy Entertainment Group)

 現在、ギャラクシーマカオにはバンヤンツリー・マカオ、ギャラクシー・ホテル、ホテルオークラ・マカオ、JWマリオットホテル・マカオ、ザ・リッツカールトン・マカオ、ラッフルズ・アット・ギャラクシーマカオ、アンダーズ マカオが入る。さらに今回発表されたカペラが加わることで、マカオはもとより世界的にも稀有な複数の錚々たるラグジュアリーホテルブランドが一つ屋根の下に集うIRとなる。

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