ヴェネツィア、4月25日から1日5ユーロの入島税を試験的に導入。日帰り客対象

by 編集部:二村 茜

2024年4月25日 開始

4月25日から指定日にヴェネツィアを訪れる日帰り客に1日5ユーロ入島税を徴収

ヴェネツィア市は、4月25日から1日5ユーロの入島税を試験的に徴収する。年間29日の指定日に、日帰りでヴェネツィア旧中心部を訪問する人が対象になる。ヴェネツィア市内に宿泊する人は対象外。

支払いは事前に「ヴェネツィア市入島税専用サイト」で可能。入島税登録と訪問情報を入力し、クレジットカードなどで支払い後にQRコードが入手できる。このQRコードを検査官がチェックするが、未支払いだと罰金として50~300ユーロに加え入島税10ユーロが課される。

現地ではヴェネツィア中央駅(サンタ・ルチア駅)とローマ広場、指定の自動サービス機、Tabaccaio(タバコ屋)でも支払いできる。また、WhatsAppユーザーは指定の2次元バーコードを読み取るとアプリから支払いできる。

この2次元バーコードでWhatsAppから情報入手・支払いが可能

入島税に関する日本語での情報は、ENIT(旧イタリア政府観光局)のnoteで発信している。

ヴェネツィア市入島税

指定日: 2024年4月25日~5月5日までの11日間
5月11・12・18・19・25・26日
6月8・9・15・16・22・23・29・30日
7月6・7・13・14日
時間: 8時30分~16時
対象者: 14歳以上で該当エリア内を日帰りで訪れる人
罰金: 50~300ユーロに加え、入島税10ユーロ

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