ソラマメの収穫本格化 県内最大産地・JA松山市管内 はち切れんばかりの大きな実

ソラマメを収穫する古川理枝子さん=25日午前、松前町筒井

 愛媛県が全国4位の生産量を誇るソラマメの収穫が、県内最大産地のJA松山市管内で本格化している。ゴールデンウイークをピークに5月下旬まで続き、関東を中心に関西や県内へ出荷する。

 同JA営農販売部によると、今年の作柄は暖冬で生育が進んだものの、2~3月の低温や4月の降雨などを受け例年並み。収量は寒波や長雨で落ち込んだ前年から回復し、管内では約7.9ヘクタールで約85トンの出荷を見込む。

実が丸々と膨らんだソラマメ=25日午前、松前町筒井
収穫したソラマメを持つ古川勝美さん(右)と理枝子さん=25日午前、松前町筒井

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