新潟市の人気居酒屋“ソウズ”が破産開始 多店舗展開を進めるも資金繰りが限界に…負債額約8400万円

新潟市で居酒屋を経営するソウズが新潟地裁から破産開始決定を受けていたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、ソウズは2005年8月に創業、2007年1月に法人化した事業体で、新潟市内で居酒屋経営を手掛けていました。

おしゃれな店内やこだわりの料理、酒類の提供で人気となり、多店舗展開を進め、2018年12月期は約1億6000万円の売上高を計上していました。

しかし、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛などの影響で集客が低迷し、一部店舗の閉鎖も強いられ、2022年12月期の売上高は約6500万円に減少していました。

また、売上不足から採算的にも恵まれない状況が続き、資金繰りも限界に達したことから事業継続は困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は約8400万円と見込まれています。

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