“人をひきつける街づくりが重要” 人口50万人を割り込んだ松山市の街づくりに県知事が懸念示す

“人をひきつける街づくりが重要”

人口が50万人を割り込んだ愛媛県松山市の街づくりに、中村知事が強い懸念を示しました。

中村知事は、25日の会見で、松山市の人口が50万人を割り込んだことへの受け止めを問われ、「50万人を切ったのは致し方ない」とした上で、次のように述べました。

中村知事
「人をひきつける、人がい続ける。そう思いたくなるような街づくりがすごく大事になってくると思うので、松山市も早く、市長の考える街はこういうビジョンなんですっていうのを示された方がいいんじゃないかと思う」

また、中村知事は、今年秋に線路が高架化されるJR松山駅周辺などの再開発について、「集客という観点が無い」として強い懸念を示しました。
その上で、愛媛経済同友会が来週、松山市に対し、提言を予定しているJR松山駅西側へのアリーナ整備について、議論のきっかけができたと評価しました。

中村知事
「今の学者が中心になっている議論、市駅前にしてもJRにしてもベンチを置く、植栽する、広場をつくる以上でも以下でもないので、そういうところに集客という観点が全く出てきていないので、そこは議論するきっかけが出来たのではないか」

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