100人以上が並んだ“リニューアルオープン”人気パン店「ブルクベーカリー」売れ筋は「あんバター」

円山のドイツパン店「ブルクベーカリー本店」が移転してリニューアルオープンしました。北海道産のライ麦を使用したドイツパンを中心に、菓子パンや惣菜、パンなど色々な種類のパンが楽しめると人気のパン屋さん。今回はブルクベーカリーの売れ筋トップ5をご紹介します。

リニューアルオープン当日の午前8時15分、住宅街にできた長蛇の列。その数ざっと100人以上!

「多い時は1週間に一回はお昼買いに来る」「他の店では食べられないようなドイツパンがある」と頻繁に通う人も多いんです。

1977年に江別で創業したブルクベーカリーは、本店をはじめ、札幌の百貨店に2店舗、ハワイに5店舗と国内外で8店舗を展開しています。

ブルクベーカリーの売れ筋トップ5。まず第5位から。

第5位は…甘さと塩味のマリアージュ「あんバターゼンメル」。

石臼挽き全粒粉を使ったドイツの塩パン、ザルツゼンメルに十勝産粒あんバターをサンドした一品です。

第4位は「クラウンベリーとクルミのバトン」。

塩味のきいたハード系のパン生地に、クランベリーやくるみがたっぷり詰まった1本。クルミの歯ごたえとクランベリーの甘酸っぱさがいいアクセントになっています。

ブルクベーカリー売れ筋トップ5。続いては第3位。

「マカダミアフランス」。

ブルクベーカリーの山崎弘之さんによると「従業員が他にはないものということで考えて作ったもの」だそう。

一見シンプルですが、中にはいろんな具材がギュギュっと詰まっています。

釜でローストしたマカダミアナッツにドライパイン。さらにコクのあるホワイトチョコレートプラスしてフランスパンの生地に包み、パリッと焼き上げています。

子どもから大人まで幅広い層に人気の一品。

第2位はコッペパンのようなとってもシンプルな見た目ですが、中にたっぷりとバター挟んだその名も「バターパン」。

「1日約200以上は売れる」というバターパンは、創業者の竹村克英さんがバターにこだわって創業当時から作っているパンなんですって。

「昔からのブルクのファンが買っている」と山崎さんが教えてくれました。

ソフトなパン生地の上にクッキーをのせた特製の菓子パンに加塩バターをたっぷりとサンドした甘じょっぱいパン。リピート必至の商品です。

お待たせしました。ブルクベーカリー売れ筋パン、第1位は?

「コレはいつも食べてる。おいしいものはおいしい」「香ばしさがあって、すごい鼻抜ける感じがすごくおいしい」という声が多かったこちらのパン。

第1位は「ブルクライヤー」です。

創業者の竹村さんが本場ドイツで学び作り上げた日本人の舌に合うドイツパン「ブルクライヤー」。丹山東吉社長が「ブルクベーカリーの心臓」と呼ぶパンです。

通常のドイツパンはライ麦を多く含み、かたく酸味があるそうですが、ブルクライヤーはライ麦の量を8%と少なめ。 4種類の北海道産小麦粉でふんわり感を出し、さらに、国産のきび砂糖などで甘さをプラスして食べやすくアレンジしているそうです。

丹山社長にブルクライヤーのおすすめの食べ方を聞いてみると…

「ドイツではサンドイッチが基本。チーズとかレタスを挟んで食べる。僕は純粋にトーストしてバターをたっぷり塗る。ライ麦の香りが感じられておいしい」と教えてくれました。

本場のドイツパンはもう少し硬くて酸っぱいそうですが、日本人向けにやわらかく甘さを加えてあるということ。

新しくなったブルックベーカリーにぜひ足を運んでみてください。

*みんテレ4月11日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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